column
コンシエルジュの閑話休題

【 第24話 | 2014.11.26 】

プロテクターを買うなら冬になる前に!

実はあまり気付いていない人もいるのだけれど、スノーシーズン幕開け直前がインラインスケーターにとって、プロテクターの選択肢が最も増える時期なんです!

プラスチックのカップが付いたタイプのものはインラインスケートを扱っているショップで、1年通して買うことができる。しかしある程度滑る経験を積んで、転ぶ回数もほとんどなくなり、仮に転んでも安全に対応できるようになってきたら、ひじのプロテクターは装着しなくなり、膝には樹脂カップのものではなく、インナータイプのプロテクターを着けたくなるはず。樹脂カップのものは安全性が高いけれど、ジーパンなどの上に着けると『いかにも』感が強く出てしまうことがある。バートライダーならその大きなニーパッドもかっこいいのだけれど、スラロームをしたり街中をクルージングするくらいなら、そこそこの防御力で普通にオシャレな格好ができるプロテクターが欲しくなってくるでしょう。

そこで注目したいのが、スノーボード用のプロテクター。

基本的にどれもアウターのパンツの下に着用することを想定して作られているので、服との摩擦が少なく動きやすい。そしてプラスチックのカップが付いていないから、転倒時にアスファルトの路面に膝が着いても生地が破れにくい。ただその分、防御力が下がったり、プロテクターが直接アスファルトに当たると破けて中のウレタンまでダメージを受ける場合もある。

とは言え、D3Oを使用した防御力が高いもの(管理人自身は試したことないはないけれど)も発売されているし、破けにくいように表面にケプラー繊維を使っているものもある。メーカーも種類も豊富なので、自分の服装の好みや予算などに合わせて、プロテクター選ぶことができるはず。

ちなみに、管理人自身がお気に入りでずっと使用しているのが、HAZAKの『KNEE PROTECTOR : HN-99』。以前、自分のブログでも紹介したけれど、これはかなり優秀。同メーカーのケツパッドも同じく優秀で、アグレッシブの時に使用している。

その他に細身のパンツの時はARKの『KNEE FIT』というものを使うことがあるけれど、自分が持っている物と現行モデルは仕様が変わってしまったので、今もオススメできるかは不明です。

そのような訳で、カップ付きのプロテクターは卒業してインナータイプが欲しい、あるいは近いうちに必要になりそうなら、今すぐ大きなスポーツ用品店やスノボショップなどに探しに行ってみてはどうでしょうか?

街中を滑っているだけでも、少し気を抜くとこんな風(動画:safety first -安全第一-)になったりするので、くれぐれもプロテクターの装着をお忘れなく。(笑

【追記】

D3Oのプロテクターはアスファルトでは微妙らしいです。また、シーズン中に半額になるもののもあるので、売れ筋商品は早めに、そうでないものはシーズン後半が狙い目かも。

https://www.facebook.com/kenichi.takada.1976/posts/820355318026760

《高田健一》

ライター