8の字：フリー 
– 8circle : Free –

【POINT】

1. 8の字の軌道上で自由に回る
2. 内回りだけでなく外回りのスイッチも入れてみる
3. 片足スイッチやスピンなども入れてみる

これは“前向き固定”の応用で、8の字を描きながら自由に回転を入れていきます。これはこの動画と解説担当の高田メソッドの8の字×8種類の『ハッシュ』のひとつでもあります。

8の字の“前向き固定”では2ヶ所でスイッチをしましたが、“フリー”では前後のクロスオーバーなどで滑りながら、『8』の2つの円を4分割した7ヶ所（1点重なるので8ヶ所ではなく7ヶ所）を目安に、自由にスイッチしたりして回転していきます。7ヶ所全てで回る必要はありません。イメージとしては、フィギュアスケートのステップシークエンスを8の字上で行う感じですが、もちろん8の字を描く以外、何の縛りもありません。上の動画はルーティンも何もなく、即興で滑っています。

例えばスイッチひとつ取っても『内回り』と『外回り』がありますし、スイッチを連続して行って回転しても良いでしょう。もちろんスピンやジャンプを入れても良いでしょう。自分が気持よく滑れて楽しければ、何でもありです。一方、思い通りにストレスなく回りながら滑るためには、それ相応の基礎スケーティング力が必要になってきますので、実力が露わになるのも事実です。

内足・外足荷重、片足での抜重、両足・片足でのスイッチやスピンの技術などなど、自由に滑るためにはいろいろなスケーティング技術が要求されます。8の字の練習の最後にこの“8の字フリー”を滑って、できること・できないこと・やりたいことなどを確かめてみてください！